お知らせ

労働組合つぶしを許さない兵庫の会第6回総会を開催

2025/11/14
11月14日(金)18:30~、神戸市中央区文化センターにて第6回総会を開催、70人が参加しました。

兵庫の会呼びかけ人を代表して、岩佐卓也・専修大学経済学部教授から開会あいさつを受けました。
第1部総会では事務局より活動経過として、関生支部に対する弾圧事件への支援の輪を拡げるため京都、沖縄、福島・新潟、ソウルでシンポジウムを開催したこと等を報告しました。その上で、兵庫独自の活動が取り組めなかったことへの反省から、今期は支援組織を中心に県内各地域で弾圧の実相について理解を深めると共に、関西生コンの仲間との交流を通じて反弾圧のたたかいを拡げていく等の活動方針を提案、会計決算報告とともに承認されました。

第2部では、久堀 文 弁護士より「関西生コン事件 -刑事事件闘争の現状と課題、権力の狙いはー 」と題する講演を受けました。関生支部の組合員が被告として争われている複数の裁判と、関生支部が提起した国家賠償訴訟の現状について分かりやすく解説いただき、11月18日に判決を迎える大津コンプライアンス第一事件控訴審において大阪高裁の正当な判決を勝ち取らなければならない、といった抱負が語られました。自白を強要し、組合脱退をする等すれば速やかに保釈が認められるといった「人質司法」のあり方について問題点を指摘し、「罪を争っていれば、無罪を勝ち取ることができた被告は(4件、12人よりも)もっと多くいる」と講演の最後に協調されていたことが印象的でした。

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