第27回ひょうごユニオン定期総会を6月29日（土）、神戸市中央区文化センターにて開催しました。

総会では、議事として2023年度活動報告・会計決算報告・会計監査報告を行い、併せて2024年度活動方針案・会計予算案の提案を行った後、代議員からの質疑を受けました。

各代議員から発言のあった地域ユニオンでの取り組み報告は、困っている労働者に寄り添い、問題解決のため共にたたかうといった「ユニオン運動の原点」を再認識させられた素晴らしいものばかりでした。すべての議案が承認された後、新役員の選出を行い、大会宣言の採択と団結ガンバローで第１部を終了しました。

第２部 記念講演として、中部 剛 氏（元神戸新聞記者）から「働く者をめぐる情況とユニオンの課題」をテーマに問題提起を受けました。同氏からは、神戸新聞記者時代に培った幅広い取材経験と分析から、企業別組合が担いがたい個別労働紛争などの解決にあたるユニオンへの期待が述べられ、「地域ユニオンの存在は欠かせないものである」といったエールを受けました。