退職・倒産

ひょうごユニオンが連携して活動しているNPO法人ひょうご働く人の相談室の許可を得て同法人のHPから転載します。
これらは、あくまでも一般的な考え方を示したものです。個別事例によって変わることがありますので、詳しくはひょうごユニオンまでお問い合わせください。

Q 会社が倒産しそうだと、取引先で噂になっています

回答

正確な情報をつかむことが大切です。

 

倒産と聞くと、もはや自分の職場はなくなると思われがちですが、それは誤りです。

 

倒産とは、手形不渡りによる銀行取引停止や、破産の申立、民事再生法の適用など、債務超過により、これまでどおりの経営が継続できなくなった状態を指します。

 

ですので、正確な情報をつかむことが何よりも大切です。そして、従業員が一枚岩に固まる必要があります。そのために労働組合を結成し、団体交渉で会社の状況についてキチンと説明させることが有効です。

 

きちんとした話し合いの相手がだれか、その相手の話が信用できるものかどうかも確かめる必要があります。

 

清算の場合は、労働債権(賃金・退職金など)を確保するためにただちに行動を起こさねばなりません。他の債権者と競争関係になることもあります。


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