お知らせ

【県ネット】阪神パート集会、闘いの報告・講演・サンシン演奏と歌で交流

2024/10/11
兵庫県パート・ユニオンネットは10月11日、尼崎市立小田北生涯プラザにおいて阪神パート集会を開催しました。金曜日の夜間帯にもかかわらず42名の仲間が参加し、学習と交流を深めました。集会は武庫川ユニオン・飯田委員長の挨拶で始まり、職場からの報告、講演、サンシン演奏と歌など盛り沢山でしたがとても有意義な集いでした。

闘いの報告は、宝塚市会計年度任用職員労組、武庫川ユニオン学校分会、ユニオンあしや・すたいる六甲分会の3つの職場からありました。

その後、有田成子さん(特定社会保険労務士)より、新しく追加された「労働条件明示のルール変更」についてお話がありました。内容は2024年4月からすべての労働者を対象に労働契約の締結時と雇用契約の更新時に、「就業場所・業務の変更の範囲」の書面明示が必要になったこと。もうひとつは有期契約労働者の「更新上限の有無」「無期転換申込機会」「無期転換後の労働条件」の書面明示が必要となったことが説明されました。

戎 剛さん(自治労兵庫県本部副委員長)からは、会計年度任用職員制度の課題や労働組合の役割について問題提起がありました。戎さんは自らの体験も踏まえながら「小さな権利侵害も見逃さない。要求は一朝一夕に実現しない。日常の粘り強い継続した取り組みが大切」と述べ、労働組合に結集し声を上げていくことの重要性が強調されました。

集会の最後に、松本知子さん(宝塚市職労会計年度任用職員評議会レインボー)からは、“非正規労働者を「安物扱いせんとって」という思いを心に刻み、今日の学びを活動に生かそう”とまとめがありました。

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